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なんてことのない話

すごく当たると評判の予知力を持った人物がいた。
彼女はとうとう「世界の終わりの日」を見てしまった。
それを信じる人たちはそのXデーを恐々として迎えたらしいのだけど
世界は終わったりなんてしなかった。ただその日、彼女が亡くなった。

どこで読んだのか聞いたのか忘れてしまったのだけど、
私は時々この話を思い出します。

それぞれの本人にとっての真実しかないということ。
というような、あたりまえのことを、ときどきつよく思います。

雨が降ってますね。そろそろ梅雨入りでしょうか。
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by sho-ji21 | 2007-05-30 22:12

松本

週末、日帰りで松本のクラフト展を見てきました。
お会いしたかった方々にお引き合わせいただいたり、
思いがけない偶然があったりと、短いながらに
充実した滞在になりました。どうもありがとうございました。
いま自分が目指したいところが改めてすっきり
立ち上がったように感じています。

信州、肌寒いのかと思ってたら暑かった!
素敵な休憩場所をご提供くださった
井藤さんご夫妻、ありがとうございました!

○井藤昌志さんの木の作品はこちらから
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by sho-ji21 | 2007-05-29 12:47

コップ

暑い!こんな日に限って、ちょっと大きめの器を
つくりたくなる。大きい分暑いし体力もなくなるって
わかってるのにフシギなものです。Mっ気?

7月に去年と同じ場所で個展をさせていただくことになっており、
最近はその製作。吹けることがうれしくてたまらん。

写真はそれとは別に最近納品した、ご依頼分の家族コップ。
生まれたばっかりの女の子と4つ上のお姉ちゃん、あとご両親。
奇しくも我が家族と全く同じ構成でした。
小さいひと用には少し小さく、そしてキラキラするように泡入り。
(末っ子さんはちょっと大きくなってからだね。)
大きいひとのはあくまでもシンプルです。
仲良く毎日使ってほしいから軽くて丈夫なものを。
底に、それぞれの頭の一文字を掘りました。


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※個展のお知らせはまた改めて、こちらでもさせていただきます。
どうぞよろしくお願いします。
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by sho-ji21 | 2007-05-26 18:21 | ガラスのこと

初夏(そしてお願い)

勝手に基準花と定めた場所のタチアオイが
咲きました。初夏です。

季節とともに、私自身あるモードを抜けたというか、
カチリと音をたてて何かが切り替わったような気が
しています。非常にすがすがしい。
そんな絶妙タイミングで、携帯のデータがすべて
なくなってしまいました。まっさら。
「原因不明の基盤の自然故障」だそうです。
困ってはいるのですが、なんでしょうか、
あははそうかーと笑ってしまう感じ。

家の鉢植えミニバラが日々どんどん咲いてます。
咲ききると白だけど、つぼみから咲きたてのあいだは
びっくりするくらい愛らしいピンクです。
ミツバチが何匹かやってくると、なにかこう、
晴れやかな誇らしいような気持ちすらします。
「そうでしょそうでしょ、フフフ」みたいに。

新しい季節ですもの。
いろいろ咲いていきましょう。



【お願い】
そのようなわけで携帯のアドレス情報が消失してます。
バックアップもとれませんでした。これを見た方、
携帯からショージの携帯へお名前入りでメールを
いただけましたら、とてもうれしいです。
お手数をおかけしますが、よろしくお願いします。
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by sho-ji21 | 2007-05-23 21:27

捨てられない

プール袋を現役で使っている社会人らしき男性を見ました。
カサッとした赤や青の素材で、紐でギューと絞るタイプの、
アレです。下のほうのぐるりと白いところには、
手書きで彼の名前まで入っていました。
間違いなく20年選手くらいにはなってます。すごいな。

見ているうちに、"プール帰りに中に入れた水着から
水が染みてきて袋の色が濃くなった様子"とか
その重さとか、そのときの体のけだるい感じまでもが
よみがえってきてしまいました。

懐かしいなと思い、友人にその話をしたところ、
「わたしはプール用のバスタオルをいまだ持っている」
と言われ、衝撃。ゴムが入り筒状になってるやつ。
いつか人前で着替えなくてはいけない状況がやってくるかも
と思い捨てられないと言ってました。きっとこないよー。
彼女は私の知る限り、引越しをもう2度はしているはず。
ああ、都度「捨てない」を選択したんだ、と思ったら
なんだかいとおしくなってしまいました。
こういう種類の捨てられない話はとてもかわいい。
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by sho-ji21 | 2007-05-15 12:44

ひとちがい

先日用事があって中目黒の商店街を歩いていたら、
正面から1台のカブが走ってきた。
私に気づくとわざわざ彼は減速して、
素晴らしい笑顔で深々とお辞儀をした。
あまりにも丁寧かつ心温まる人違いっぷりだったので、
せっかくだから、と思い立ち止まり、
笑顔でお辞儀を返してみました。

後日、人違いのオリジナルの人物にカブの人が
「会ったじゃん!挨拶もしたじゃん!」と言うも
「夢じゃない?」などとあしらわれるの図を思い浮かべ、
たのしい気持ちに。
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by sho-ji21 | 2007-05-14 12:43

音楽

ガラスの帰りに恵比寿に寄り道。
地球交響曲 第6番(GAIA SYMPHONY Ⅵ)』を見に。
6作目にして初めて、声・音楽というものがテーマに
なったと聞いて楽しみにしていた作品です。

人が音楽を生み出すもっと前からそれは既にあった。
しかもどうやら、音楽(=響き・振動)がすべての存在の
元になってるらしいと、それは科学のほうからも説明でき
始めているとのこと。地球のいろんな場所でそれぞれの
先人たちはそういうことを知っていて、そしてその原初の源
としての響きみたいなものを捉えようと、つながろうと
したのだろうな。だからこそ音楽は、一発で中心に届くのね。

シタール奏者のラヴィ・シャンカールが弟子に教える、
その練習風景がとても印象的。
音楽があるってなんてしあわせなできごとだろう。
そう思った。

(サントラもいいです。あと、行った人は半券をとっておいたほうが。
1~5の再上映があるんだけど、それが割り引かれるんですってよ!
って、近所の奥さんみたいな口ぶりで情報を。)
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by sho-ji21 | 2007-05-13 02:08

黄色

職場で友より柑橘果物をいただく。
名前はわからない。
友の友の夫の実家(九州だそう。)から
その夫宛てに送られてきたもののお裾分け。
そのご両親、"息子の嫁の友の友"の手に
渡っているとはよもや思うまいて。
見知らぬ九州の人、いただきます。

出したての絵の具で塗ったみたいな鮮やかな黄色。
日本種のレモンにも似ています。果汁が随分多いそうです。
たのしみだけど、もう少し、飾ってもいたいような。


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by sho-ji21 | 2007-05-11 00:25

気にかかる

電車ドア上の案内に、以下のくだりが。
「車両内で不審物や気にかかることがあった際は…」
気にかかることって表現がいいですね。
それならあります、と思いました。

斜め前のシートに座り、コンビニの冷やしうどんを
食べてる少年がいるけれど、彼は食べ終わったあと
汁をどうする気なのか。気にかかってしょうがない。

あと、さっき座席上で見つけた紙切れに、
「ファスナーが降りています」と達筆で走り書きされていた。
このメッセージは、果たしてきちんとこのご婦人
(達筆具合からたぶんそう。)が伝えたかった相手に
読まれたのか、降りてたファスナーは無事上がったのか。
気にかかる、と言えば気にかかる。
(紙切れを見た瞬間、反射的に
自分のスカートを確認した私。)

電車の中なんて、気にしはじめたら
いくらでも気にかかることが見つかる。
おもしろい場所。

電車とは関係ないけど、日常的に気にかかっているのが
以前八百屋だった地元のコンビニ。
元八百屋店主である現店長のおばさんが、
いまだに隙をみては店の前で呼び込みをする。
あの癖はそろそろ抜けないものかしらね。
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by sho-ji21 | 2007-05-09 01:32

また山へ

連休中ぽっかり空いた日。
次の日の夜までに帰ってこれる近場なら1泊できる!
と思い立ち、以前から行きたかった御岳山へ。
とにかく新緑に身を浸したかったのです。
着いたその山は、緑がキラキラピカピカしてて、
夢みたいに美しかった。

明るいうちに宿坊先に着いてお風呂。
山菜・川魚はじめ地のものいっぱいの夕ご飯。
次の朝、夜明けと共に起きて山を歩く。なんて贅沢。

コースになってるとはいえ山。
しかも早朝すぎて誰一人いない。
深い杉木立をひたすら降りていく道は正直ちょっと怖かった。
むやみに怖がらす、でもあなどらず「カシコミ」の方の畏れは
保ちつづける。そういうバランスを思いながらトコトコ歩く。

滝の音が響いてくる。
辿りついた明るい沢にセリが茂ってる。
はやる気持ちを抑えて岩をいくつか越え、滝と対面。
すごい迫力。思わず歌って踊る。(やりたい放題。)
その先には桃源郷みたいな川沿いの道が続く。

岩や木の静けさ。緑と水音。日の光と鳥の声。
ただ「今」にストレートにストンといれば、
本当にそれらと繋がることができるのね。
交流って、喩えとか気分の話なんかじゃないんだわ
と、後からジーンとしたりなどして。

めずらしく、神社についての印象が薄いのです。
ご神体は山なんだということを強く実感しました。
いっぱいいろいろありがとう。山、やっほう。
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by sho-ji21 | 2007-05-06 20:43