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美味しいお豆腐

お豆腐やさんのお豆腐。週末に、夕ご飯にと衝動買い。
とてもおいしかった。舌ざわりも味もこれ大好き。

「ざる豆腐、1つください~」
「ハイ、○○円です」
「ハイ、500円」
「ハイこちら、お釣りでーす」

のあとに、ざる豆腐をビニールに入れながら豆腐やさんが、
慎重に声をかける。…こちらのざる豆腐は初めてですか?と。
こちらも慎重に答える。はい。…初めてです。
あのう…、と申し訳なさそうに大将。「最初のひとくちは、
できれば醤油なしで。味わってみていただけますか?」
すごく謙虚な方です。おう、そのようなことでしたら望む所です。
かけません。豆を味わいますとも。そのような旨の
こちらの志を伝えたところ、安心したようにざる豆腐について
語りだした。慎重に言葉を選んであくまでも謙虚に、
誇りを持って。朝作ったときはこの倍の高さはあって、それが
ここまで凝縮しているぶん味がつまっているのだということ。
まわりはしまった固さで中が瑞々しくやわらかい。それは
まるで出来たてのカマンベール(「といったらおおげさですが。」
と彼はここで少し照れた。)のようであること。

途中で彼の小さな子供が「おひる、先に食べてるよっ」と
奥から声をかけ、「うんうん」などと笑って答えるという
場面を挟んで。愛をもって静かに豆腐を、語る。

ああ、本当においしかったよ。あの比喩はおおげさではないよ。
(でもカマンベールというよりフレッシュチーズだよ。)
また買います。美味しい豆腐をつくってくれてどうもありがとう。


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by sho-ji21 | 2006-02-28 00:44

さきがけて

長いあいだ枯れ枝だったユキヤナギに
しばらく前から緑の若葉がついている。
先日の雨の日は滴が丸く随所に垂れて
それは白く光っていたからまるで
早めにつけた花のようだった。
今日見つけたのは本物の花。
ちらほらと白く。気持ちが浮き立つ。


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by sho-ji21 | 2006-02-22 13:41

両手のバトンを床に置く

ブログ間で各種流通しているバトン。
ある程度は出切った感もありますがホントにいろいろ
ありますね。けっこう他人事だったんですけど、
私いま、両手に1つずつバトン持ってました。
「恋愛バトン」と「結婚バトン」。(よりによって。)
一つは年を跨いでます。思い出してハッとしました。
そしてハッとしてる律儀さに我ながら苦笑い。
いまさらながら書こうとは思ったのですが。
恋愛バトン、いろいろ答えたはいいけれど
"最後にコメントを"との項目に、
「このように言葉にできる通常時の思惑をこえた
理不尽な出来事をこそ恋愛だと思ってる節があり云々」
みたいなことを書いており、ああこれでは元も子もない、
と思ったのでした。まわしてくださった方ごめんなさい。
恋愛も結婚も、したいっつってできることではないですが
してないからしたいです。で、いいでしょうか。どろん。
あとはごはん食べながらでも、わいのわいのと
楽しくしゃべり合いましょう。
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by sho-ji21 | 2006-02-16 15:20

ジョニーのこと

「チャーリーとチョコレート工場」を借りようと思ったんだけど
同じくティム・バートン&ジョニー・デップの組み合わせの
アレやコレを見返したくなってしまい、まずはと思って
「シザーハンズ」を借りる。
やっぱり良い。とても良いです。完璧なるおとぎ話。
最初に見たときはこのすごさをわかってなかったんだなあ。
やはりこの二人は天才だ、と掛け値なしに思う。

あと、見終わって個人的にひどくすっきりしたことが。
職場にいる男の子のことを誰かに似ていると1年近く
密かに思い続けていたんだけど、それはエドワードだった。
私がいかにあのハサミ手男を好ましく思っているかを
熱弁したところで、多少なりとも気分を害されることは明白で、
やっぱり本人には言わないでおくのが賢明か、と残念に思う。
ああ、でも唇かみ締めた感じとかもうそっくりなのだけど。

昨日は農業を営む姉から電話。落ち葉かき&焼き芋大会のお誘い。
「あの人も来るよ」なんて話のとき、どんな方?との私の質問に、
姉答えて曰く「彼女は坂本龍馬とジョニー・デップが好きだから。」と。
だから間違いない、との意か。(姉はその二人を慕っているのです。)
そんな姉だけどなにぶん非インターネット・非DVD(ビデオ含)、
という生活。「チャーリー・・・」は当分見れまい。
代わりに妹が楽しみます。ふふふ。
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by sho-ji21 | 2006-02-14 10:56

有難い。

結婚のお祝い用ペアグラスを2セット納品した。
少し大きさの違う、夫婦(めおと)グラス。
ラッピングまですべてやらせていただく。たのしい。

(ラッピング用の箱やら何やら調達にSPIRALに寄ったのだけど、
さすがこの時期の週末。バレンタイン効果で熱気ムンムン。
バシバシ買い物をする婦女子を見るにつけ、
日本の景気は大丈夫!との思いを新たにする。)

(さらに関係ない話だけど、「赤ちゃん本舗」にはじめて
立ち入ったときも、日本の未来は大丈夫!と思った。
ほんと、あそこにいると少子化なんて信じがたくなってくる。)

プレゼント用にという場合、依頼者と実際に使って下さる方が
違う人物だからドキドキだ。贈られ先の新しい生活に、
どうかたのしく関わっていっておくれ。

昨日はモノをつくる様々な方とお会いする機会があった。
みなさん本当に魅力的。うれしいひととき。
関係者の方、良い時間をどうもありがとうございました。
つくりたい思いが今朝は夢にまで染み出る。
おそらくとても、わくわくしている。
(「わくわく」って擬音、久しぶりに使いました。
なんだか新鮮ですね。・・・擬音?)

いろいろな人に、どうもありがとうと思う週末。
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by sho-ji21 | 2006-02-13 14:43 | ガラスのこと

ワークショップ

※真正日記。ちょっと長い。

シリーズになってるワークショップの"職人集団による回"に行って来た。
(紹介してくださったのは、来週"音楽家による回"の講師をされる、
サウンドクリエイターの木並和彦さん。こっちも楽しみ。)

田中英一(家具職人)さん+Laboratory の方々によるワークショップは、
まず家具作りの現場を見学させていただくことから始まった。
ホゾ穴をつくる、カンナの刃を研ぐ、カンナをかける、すべての手技が美しい。
3人による作業なんだけど、それぞれの織り成す音もまた心地よい。

その後、各自鉛筆を削る(暗闇で視覚以外の感覚を使って)という
アップ(?)をへて、実際のワークに。架空のカフェオーナーによる発注で
机上アイテム・机・照明等・カトラリー、の製作をそれぞれ4チームが分担
するのだけど、そのまま作るという設定じゃないところがおもしろい。
オーナー情報をもとにコンセプトを練りどのようなモノを作るかを決めたら、
それを隣のチームに発注するのだ。だから商品Aに関しては
クライアント側の立場であり、かつ商品Bに関しては受注側になる。
チーム内は、マネージャー・デザイナー・職人で構成されていて、
交渉はすべてマネージャー。受発注それぞれのチームとの交渉を、
FAX的メッセージ(枚数限定)によってのみ進めて行く。
部屋は4つに区切られていて、その閉ざされた空間で短い時間(短納期)で
作業をするのだ。私は「職人」になったのだけど、これも大変。デザイナー
の書いた設計図を基に限られた材料で、職人どおしコミュニケーションを
とりながら形にしていく。クライアントから変更要望が来る。マネージャーが
製作に待ったをかける、デザイナーが練り直す。あわあわとなる。
マネージャーによるクライアントへのプレゼン、さらには代表者による
オーナーへの総合プレゼンにて終了。全部で4時間くらい。充実。
(終電を気にして走って帰る。)

完全な「ごっこ」が完璧なルールを持ってお互いの共通認識になったとき、
そのなかで本気になって最善のモノを作るべくそれぞれの持っているもの
(アイデア・交渉能力・技術など)を出し尽くす、って遊びとして最高におもしろい。
そして最高におもしろい遊びからはいろんなものを感じ取れる。
ガラスのことはもちろん、その他のいろんなことのヒントになりそう。
直接には「モノ作り」に関係なさそうなことをこそ、ここで感じた観点で
探ってみたら、きっとおもしろいことになる。と思いました。

おもしろいですよ↓
http://www.komaba-agora.com/
(こまばアゴラ劇場)
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by sho-ji21 | 2006-02-08 17:28

天使問答

おじいさんと孫。おじいちゃんの家に遊びにきてて散歩中、
と見られる二人の会話を盗み聞きした。駅までの道のりで。
孫はまだ幼稚園児くらい。はっきりした口調で理不尽なことを言う。

子「じいじ。じいじはここに住むまえどこにいたの?」
翁「・・・生まれたときからずっとここだよ。ずっと白楽。」
子「・・・じゃあ、じいじはなんで白楽を選んだの?」
翁「ぇぇーーーーーー。」 ←こんな音。
私(うん、おじいちゃん、選んでないもの。)
子「なんで?」
翁「ぅぅーーーーーーぁぁーー。」 ←こんな音。

どう説明しよっかなーー、と苦悶ぎみのおじいちゃんに
私の関心が高まっていたそのとき、子どもから思いもよらない発言が。

子「(白楽って)名前が良かったから?」

そしたらおじいちゃん、「うん、そう。」ってあっさり。
吹きだしてしまった。おじいちゃん、あきらめちゃった。
私も「どうして白楽?」って聞かれることがあるけど
そんなとき、今度からそう答えようかな。
「名前が」って、その街に住む動機としてスバラシイ。



でももしかしたら、お子が聞きたかったのは本当に
「ここに来る前どこにいて」「どうしてここを選んだか」って
ことだったかもしれないな。生まれるべき場所を
自分で選んだときの記憶がまだあるお年頃かもしれないし。
かみ合わない会話にため息をついてたのは、
彼のほうだったのかも、などと思ったり。
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by sho-ji21 | 2006-02-06 11:40

立春の日

自転車でけっこうな距離を走る。
よりによって寒波到来の今日。
顔と耳が痛い。帽子をぎゅううと下げて
マフラーを鼻までひっぱり上げる。
ふと見下ろした線路脇に菜の花。
ぴろろんと写真とってまた走り出す。
涙(など)が出ない程度にスピード落として。
マフラーのなかでくぐもった鼻歌うたいながら。
(「朧月夜」をアルトパートで。)


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少し筋肉痛。
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by sho-ji21 | 2006-02-04 18:49

少しずつあたたかく

この人のまとう空気は素敵だなあ、と思える年上の女性がいる。
凛とした佇まいや静かな意思を感じる柔らかな瞳。
その方が数日まえ、ふと私の下のなまえを尋ねた。
「そういえば、」というふうに。
さなえです、6月生まれなので、と答えると、
ああ、ぴったり!と素晴らしい笑顔で言ってくださった。
たったそれだけのことだけど、うれしかったなあ。
じんわりぽかぽかするような遠赤外線パワー。

ここ数日テレビがなぜか調子いいので(まだ持ちこたえてる。)※コチラ
DVDをいくつか借りた。今日の夜は「ナビィの恋」を見よう。
先日登川誠仁さんのCDを買おうとして、「ナビィ・・・」のサントラもいいなあと
思ったところで、ふと映画が未見だったことを思いびっくりしたのだ。
絶対いい映画と決め付けて、もうすでに見たかのように思っていた。
なんだそれ。同じ監督さんの、やはり沖縄を舞台にした
「ホテルハイビスカス」もじわじわと温かくヨカッタなあ。
もういちど見たいなあ。

陰暦のお正月、みなさんはいかがお過ごしでしたか?
もう立春ですね。
実際にあたたかくなるのはまだまだ先でも、
少しずつ春に向かっているのだなあと、感じます。
少しずつ、少しずつ。


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(追記)
「ナビィの恋」、案の定よかったです。
「ジントヨー」の替え歌でおじい(登川さん、スゴイ演技ウマイ・びっくり)が
「モンデヨー」と歌って、ななこが「ナンデヨー」と笑うところが好き。あと、
三線バックに兼嶋麗子さんが「ハバネラ」を歌う場面のざわざわとした感じも
堪らない。オススメです。うわあ、これ大好きだ。

※修正しました。
「ハバネラ」が「ハバネロ」になってた。唐辛子。
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by sho-ji21 | 2006-02-02 13:59